岸和田スタジオのお客様の声

House 4 Treeace

屋上からの光がテラスを通り、ガラスの床などを通して2階のリビング、さらには1階のフリールームまで達する。
N邸では両サイドに3階建の住宅が建つことが想定されたのと、道路側からのプライバシーを守るため、東・北・西の三面に最低限の窓しか設けなかった。
間取り図

N様の感想「 建築家との家創りができたのは、岸和田スタジオさんのおかげ 」

展示場に行ってみた。でも何かが違う…。

家を建てたいねと夫婦で話すようになって、まずは展示場に行ってみたんです。素敵だなと思う家もあるにはありました。でも私たちの思うようにしてもらおうとすると、オプションが増えていって、どんどん値段が上がっていきます。しかも、もし仮にオプションにするとしても、100%思っていたイメージは仕上がらず、どこか違うなという感触が残ってしまう。これじゃあダメだなということになりました。

じつは、2人とも「もし建築家と建てられるなら」という思いをもってはいました。でも具体的にどう動いていいかわからない。そんな時に岸和田スタジオ主催のイベントのチラシが入ったんです。いま思えば絶妙のタイミングでした(笑)。

建築家とつくるって、”苦楽(くるたの)しい”

伊藤先生と出会ったことで、家創りってこんなに自由なんだと思えた私たち。特に夫はもともと買い物の際に、機能的で美しいもの、よそとはひと味違うものが見つかるまで探すほうでしたから、すっかり<建築家ワールド>にはまってしまいました。

カタログを100冊くらい取り寄せて、丁番や引手を選ぶのにも全部のカタログを見比べるし、椅子を買うにしても上の方の棚にあるものまで全部下ろしてもらって、一つ一つ丹念に見るので膨大な時間とエネルギーがかかります。伊藤先生は止めてくれるどころか、「急ぐとロクなことないですよ」と言って、夫と一緒になって暴走し始める始末。その頃の夫は眠っている時も、夢に様々な水栓の形が出てきたのだそうです(笑)。

そんなヒートアップしている状態を、いつも鎮めてくれるのが、クライアントパートナーの早川さん。建築家さんとは本当にいいコンビで、伊藤先生がひたすら理想を追っていくとしたら、早川さんは現実を見てストップをかけたり、クールダウンのための時間をとったりしてくれる。岸和田スタジオのシステムって、理に適った本当にいいシステムだと思います。

振り返れば、苦労もたくさんしたけれど(特に夫は)、その苦労がとんでもなく楽しかったというのが、正直な感想ですね。

建築家・伊藤孝先生との出会い

イベント会場に行ったら、そこに伊藤孝先生が来ておられました。お目にかかった途端、先生のもっておられる空気感にすんなり入っていける気がしました。先生はご自分の設計された家の模型を使って、光や風の採り入れ方などについていろいろ話してくださり、その話がとてもわかりやすく、また作品も素敵だったので、「この先生にお願いしたい」とすぐに思いました。

他のどの先生とも話さず、伊藤先生と話しただけで決めてしまったわけですが、不思議と不安やためらいはありませんでした。それくらいインパクトのある出会いだったと思います。

ヒアリングの時には具体的なイメージは全然なくて、「シュッとした」「カッコいい」「明るい」といったイメージだけを言っていました。唯一、車を縦列で置きたい、屋上に上がれるようにしたいと言ったくらいでしょうか。ところが、その話をもとに先生がつくってくれたプランがすごかった。「すごい!」「こんなことができるのか」と思いましたね。2人ともそれは感動しましたよ。しかも岸和田スタジオの見積もりが、ハウスメーカーから出されたものを下回っていたんです。あの時の、嬉しいというか、「これで行ける!」という高揚感は忘れられません。

まあ結局は、「せっかくだからこうもしたい」「ああもしたい」という欲が出てきて、当初の予算以上にかかってしまったのですが、それに見合うだけのことはしていただいたので、後悔のないお金のかけ方だったと思っています。

家族みんなが満足しています

私自身は、家事をするにもとても動きやすいですし、夫は帰ってくるのが楽しいと言っています。子供たちはお友達を招んできてはいつも大暴れ。ガラスの廊下にへばりつくのが遊びの定番みたいです(笑)。

おかげさまで、とても楽しく、愉快に過ごさせてもらっています。それも岸和田スタジオさんのシステムがあったから。それがなかったら、私たちは建築家との家創りに踏み切れていなかったかもしれません。伊藤先生という素晴らしい建築家に出会えたことも含めて、岸和田スタジオさんには心から感謝しています。

建築家からのコメント

伊藤考

敷地、光、風、住まう人の思いのバランス

一般の人は「リビングをどんな感じにしたいですか」と訊いても、まず答えられないのがふつうだと思います。私が家創りの要望を伺う時には、どんなものが好きかとか、前の家でどのような住み方をしていたかとか、雑談のような話題が多いですね。そのことによって、その人にとって気持ちのいい空間、暮らしやすい空間がどんなものかを探っている。

もう一つ重要なのは、敷地を見て光と風の入れ方をどうするかを考えることですね。その上で、住まう人の要望をどうバランスよく採り入れるか、そこが住宅設計の大切なポイントだと私自身は考えています。

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