家は私達と一緒に成長する家族

「世界に一邸の住まい」に暮らすようになり、早くも４年が過ぎました。

実際はとても早く、もう４年という月日が経ったのか・・・という思いです。

床材の杉板は日に焼け、反りや収縮を起こしていますが、私達の日々の生活を共に過ごしているんだと感じています。同じように歳を重ね、家族を見守ってくれているんだと。
もちろんこの間にはクロスのひび割れや排水のトラブル、住み始めてすぐの雨の日には玄関から雨漏りが・・・という事もありましたが、いつもすぐに対応して頂き感謝しております。

買い物先で偶然開催されていた住宅展で貴志雅樹先生とお会いし、簡単なカウンセリングを受けた事が全てのはじまりだった気がします。

ちょうどその頃は「そろそろ家が欲しいな」というぐらいで具体的なものは何一つ決まっておらず、新しく土地を購入するのか、実家を改築して二世帯住宅にするのか・・・。

糸口を導きくださったのが大きなきっかけだったと思います。貴志先生には大変お手数を掛け、いろいろと細かい変更を聞いて頂きました。一番最初に提案して頂いた設計は予算の関係で断念しましたが、私達が住むには勿体無い程のカッコイイ設計でした。たまにあのまま施工していたらと空想する事もあります。
どんな生活をしているだろう？

家を建てるにあたり、もう１社選択肢としてありました。話が進むにつれて出てくる不安や疑問、人生でおそらく一度しかない事なので多くの意見を聞きたかった事もあります。

岸和田スタジオさんでお願いする事になった一番大きな理由は設計力もありますが、比べてみて安心できた部分や他社で見積を取る事に快い対応をして頂いた事です。信頼できる会社だなと思いました。結局は実家を改装しての二世帯住宅となったのですが、両親とも納得してもらえる内容だったのは言うまでもありません。

そんな私達のわがままに付き合って頂いた岸和田スタジオのみなさん、貴志雅樹環境企画室のスタッフの皆さんには本当に感謝しております。

家は私達と一緒に成長する家族だと思っています。

いつまでも心地よく暮せるよう手を掛け、大切に住まいたいと思います。ありがとうございました！

新家（シンカ）