クライアントは夫婦と夫の母。
『夢の家プロジェクト』と題した要望書を手に家に対する想いを伝えてくれた。
居心地の良さ、光の入り方、庭との関係。母の部屋の事、
大人数を招く為の和室、水廻りから繋がる家事室などが必要な事と綴られ、
その要望書と想いから住まいを創造すると6っのヴォリュームに居場所が分けられた。
外の部分に必要な幾つかの用途を敷地周囲に計画し
6つのヴォリュームをずらし囲うように配置。
そのズレは外を眺められ外と繋がる。
すると1.5mの隙間が残りのスペースとしてではなく使われるスペースとなる、
また屋根形状や外壁を一様な単調なものではなく異なるものとする事で
街並みに対してリズムが生まれ馴染むことを考えた。
中庭からは軒を介してそれぞれの居場所に優しい光をもたらしてくれる。
建築家:岸本 貴信
撮影:市川 かおり
建築家のアスリートたち ASJのある風景 動画を
こちらで ご覧いただけます。(12分過ぎから登場)
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