計画地は南側の道路に面し、南面からの採光が十分見込まれる反面、
大きく開口を取ると道路から家の内部がよく見えるため、
住まい手のプランバシー確保が課題であった。
その課題を解決すべく、敷地中央にコートハウス(中庭)を配置。
コートハウスを北・東・西の三方向から建物で“つかむ”イメージとし、
南面を周囲に対し圧迫感を与えない板塀で覆い、目隠しとした。
また、コートハウスの北側に内部リビングを配置。
その2つの空間を大きな開口でつなぐことにより、内部全体への採光の確保と、
内外一体の開放的な大リビングを実現した。
建築家 : 加藤 純 竹内 美穂
撮影:富田 英次
▲ ページTOPへ
All rights reserved (c) KISHIWADA STUDIO 注文住宅 大阪