リノベーションで面白いのは、施工前とその後です。
施工させて頂いている私達でさえ”何という事でしょう”
といった感じに仕上がります!
内装の仕上げ工程もいよいよ大詰めです。
壁は漆喰仕上げで、左官職人さん達が手際よく、プラスターボードに化粧を施していきます。今回の漆喰施工面積は約130㎡。なんと2人で一日で塗り切ってしまいます!
さすが、プロの職人さんは違います(^^)
キッチンは弊社オリジナルキッチンとなっております!
部屋全体にやっと表情が出始めました(^^)
大工工事も、ひと段落し内装工事へと現場は進んでいきます。
壁のボードのジョイントには仕上げ材のひび割れ防止効果の為に、メッシュテープを施してからパテ処理を行います。
床材が施工され、プラスターボードも貼られていきます。
大工さん達も次に入ってくる業者さん達が仕事をやりやすいように考えながら下地を作りボードを施工していきます。
そしてまた次に工事をしてくれる業者さん達も、次の工程にスムーズにバトンタッチ出来るように施工していき…チームワークが重要です!
いつも丁寧な配線工事をしてくれる電気工事の”ハッシー”こと橋本さん。
天井裏や、壁、床下に仕込まれる配線の束を、計画された位置に振り分けていきます。
配線工事ってホント複雑。
分電盤が取りつく箇所には沢山のVA線や、幹線が集まってきます。
それらを、一つづ振り分けて施工してゆきます。
彼の背中が”任さんかいっ”と言っています。。。
ホントに信頼できる電気屋さんのハッシーです。
レベル調整に気を遣いながら、スラブに出された墨通りにユニットバスを施工していきます。
手慣れた職人さん達も、部屋まで材料を運ぶのに相当疲れた様子でした。。。
施工している部屋は、9階建てマンションの9階ですから(^_^;)
ご苦労様でした!
大工さん達の仕事がどんどん進みます♪
鉄骨造やRC造の場合はこの間仕切りや天井下地に軽天(LGS)が使われる事が多いのですが、室内への搬入経路が狭く、あまり長い材料が運べない事等から今回は大工さん達で木下地を作っていきます。
ちなみに床下地はマンションの管理規約に基づき軽量床衝撃音はLL‐45の性能を確保できる商品にて下地工事を進めております。
この下地を施工した後、30ミリ厚もある無垢材のフロアーを施工していきます。(^^)
マンションのリノベーションの場合、気を付けたいのは、一般の戸建て住宅と違い、階高が低いので、設備配管の取り回しの関係上、お部屋の配置計画をする際、天井高や間取り等、ある程度制限される部分が出てきます。写真の縦に数本並んで施工している配管は、PS(パイプスペース)といって配管を囲うスペースとなり、この配管は建物の上階から1階まで通しで貫く箇所となります。リノベ工事では基本的にこの位置を移動する事が出来ません。
あらかたの設備配管が済んだら、いよいよ大工さんの登場です。岸和田スタジオの棟梁、篠原大工さんや”ヤス大工”、”小川大工”、”M大工”達による意気込を感じます。
レーザー等を使い、床レベルや新たな間仕切りの立つ位置や住設機器の給排水管等の位置を墨出ししていきます。
この状態のマンションの躯体はキチンとした矩手(直角)が出ていない為そのあたりも墨を出して職人さんに指示をします。
9階建てマンションの最上階の一室で、新たな生活をスタートして戴くべく、既存の間仕切りや住設機器等全てを撤去しスケルトン状態にしていきます。大変、神経を使う工事です。。。
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