住宅密集地の一角にある南東角地に、
「家族の集い」と「木立ちのある庭」のつながりを大切にしたいというクライアントのご要望から、
この家は、「家族や木々との共有する時間」に重点を置いて計画しています。
1階の<食べる・寛ぐスペース>からは、庇とデッキでつながる奥行き5mの庭に出られ、
そこですごす家族の時間は、木々との対話の時間でもあります。
また、2階の廊下に面した高天井のオープンな場所には、
家族みんなの<学ぶスペース>があり、個々の部屋がつながっています。
生活動線は、1階はキッチンを中心に育児環境を重視し、
2階は衣類の洗う・干す・直すことを集中する計画としました。
この家に綴られた様々な想いを、
今はまだ小さなお子さんがいつの日か感じとり、
この家の風景とともに記憶に綴られていくことを願っています。
-logue〈結合辞〉「談話, 言葉」などを意味する.
建築家: 加藤 純 竹内 美穂
撮影:富田 英次
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